こんにちは。あかねです。
マツヨイグサ(待宵草)。
夕方に開花し、翌朝にはしぼんでしまう一夜限りのお花です。
自宅近くに咲いている場所を見つけたので、会社帰りの19時頃に撮った写真。
黄色の、ハート型の花びらがかわいいです。
マツヨイグサ(待宵草)の花言葉
マツヨイグサの花言葉は
ほのかな恋 移り気 湯上り美人 入浴後の乙女。
「ほのかな恋」「移り気」は、夕暮れを待って咲く、一夜限りの花だから、ということでしょうか。
そして「湯上り美人」「入浴後の乙女」は、夕方に咲く、清々しくて可憐なイメージからかも知れません。
宵待草のやるせなさ
宵待草(よいまちぐさ)という歌をご存知でしょうか。
"待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな"
「宵待草」とはマツヨイグサのことで、かなわなかったひと夏の恋を、この花の儚さになぞらえたとされています。
この詞を書いたのは、画家で詩人の竹久夢二。
竹久夢二といえば、和服姿の美人画で知られていますよね。
花言葉の「湯上り美人」「入浴後の乙女」は、もしかすると竹久夢二の美人画からきたイメージなのかも知れません。
こういう一夜限りの儚いお花というのは、日本人に好まれるお花なのかも知れませんね。
竹久夢二伊香保記念館
温泉で有名な群馬県の伊香保というところに、竹久夢二伊香保記念館があります。
私が訪れたのはもう30年近く前のことなので、記憶もあいまいなのですが、ここにレトロオルゴールを展示しているフロアーがあって、1日に何回か演奏される時間がありました。
たぶんそこで「宵待草」のメロディーを聴いたような気がするのです。
ちょっと哀愁のある物悲しいメロディーと、オルゴールの音色がすごくあっているなぁと記憶しています。
おわりに
久しぶりに思い出したら、またあのオルゴールの音色が聴きたくなってしまいました。
伊香保には温泉もあるし、すぐそばには関東屈指のパワースポットで、私の大好きな神社のひとつ、榛名神社もあります。
世の中が落ち着いたら、ゆっくり記念館をまわって温泉に浸かり、神社にも参拝に行きたいな・・・