こんにちは。あかねです。
植物というのは本当におもしろいなぁと思うのです。
このオシロイバナ。
6月~10月の時期、夕方に咲いて、翌日の午前中にはしぼんでしまう1日花です。
ピンクの他に、白や黄色もある
代表的なのはこの濃いピンク色ですが、他に白や黄色、黄色にピンクが混ざったものもあります。
私の家のまわりでは、今のところこのピンクしか発見できていないので写真もないのですが、以前に住んでいた家の近くの遊歩道沿いの花壇に、黄色の大きな株がありました。
夏は日中暑いので日が落ちてからよく自転車で買い物に行っていたのですが、この遊歩道を通ると黄色の花が一斉に咲いていて、ほのかに甘い香りが漂っていたのを思い出します。
ここのピンクは、花が少ないせいか、香りはあまりしませんでした。
子供の頃によく遊んだお花
花が終わると結構大きめの黒くて丸い種ができるのですが、これを割ると中から白い粉が出てきます。
これがおしろいのようであるためこの名前がついたのですが、実際にはおしろいとして使われていたのではないようです。
子供の頃、この種を集めたり、お花をちょっとつまんでパラシュートのようにしたりして遊んでいた記憶があります。
実は毒がある
私も今回初めて知ったのですが、オシロイバナの種と根にはトリゴネリンという毒の成分が含まれているため、誤食すると嘔吐や激しい下痢、腹痛を起こすそうなので、小さいお子さんやペットが誤食することのないように気を付けてください。
オシロイバナの花言葉
オシロイバナの花言葉は
臆病 内気 恋を疑う です。
夕方から朝にかけて、つまり夜の間に咲く様子が、人目をしのんでいるような印象を受けるからなのでしょうか。
おわりに
朝顔や露草のように、朝咲いて、昼ごろしぼむお花もあれば、このオシロイバナのように夕方咲き始めて夜通し咲いて、朝しぼむものもある・・・
植物って不思議です。何で夜の間に咲く必要があるのか?
そのあたりもいつか、もうちょっと追求してみたいと思っています。
夜に咲く花は他にもまだありますので、次回またご紹介します。