こんにちは。あかねです。
今朝の冷え込みは、今季最低の0℃!
そんななか、今朝は一念発起で早起きし、久しぶりに鎌倉に行って来ました。
向かうはもちろん、鶴岡八幡宮。
幼い頃からお馴染みの、私は勝手に「ホーム神社」と定めている場所です。
初詣や受験の合格祈願はもちろん、2人の息子たちのお宮参りや七五三もこちらでした。
近年鎌倉は平日でもものすごく混雑しています。
土日にしか行けない身としてはちょっと躊躇するところもあり・・・
たぶんコロナ禍以降では初参拝です。
昨年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響もあり、
更に混雑するだろうなというのと
そういう「盛り上げ方」みたいなものにも抵抗があり・・・
(あ、もちろんドラマは大好きで、毎週欠かさず観ていましたよ。)
私はコロナ禍以降、どうも人混みが苦手になってしまいました。
至近距離に人がいるとストレスを感じてしまう・・・
我儘だとは思うのだけど、神社ではなるべくゆっくり落ち着いてお参りしたいのです。
と、いうことで。
今朝は普段と同じ時間に家を出て
いざ、鎌倉へ。
9時少し前に到着すると、八幡宮の参道、段葛はこのような状態でした。
段葛は源頼朝公が妻政子の安産を祈願し作られた参道と言われています。
奥行きを見せるため、実は先へいくほど道幅が狭くなっています。
この段葛は平成の終わり頃に大改修が行われ、両脇の桜の古木もすべて新しい木に植え替えられました。
元々の風景がとても好きだっただけに、改修直後のか細い桜の木にはちょっと物足りなさを感じていましたが、久しぶりに訪れると木がだいぶ成長していて、春の桜の時期が楽しみになってきました。
この鳥居の奥の、一段高い所に御鎮座している八幡様。
私はここが、今知るなかでは日本で一番美しい神社だと思っています。
お参りを済ませ、本宮から段葛の方向を振り返って見た1枚。
手前の屋根は舞殿。
静御前が義経を慕い舞を舞ったとされる場所に建てられたものです。
近年ではこちらで結婚式などが行われています。
そして奥に小さく見える赤い鳥居が、本記事3枚目の写真の鳥居です。
そのずーっと先は・・・
見えてないけど、鎌倉の海です。
さて。
今日の参拝には、もうひとつ目的がありました。
それがこちらの旗上弁財天社。
八幡宮の入り口(3枚目の鳥居をくぐってすぐ)には、源平池という二つの池があります。
向かって東が源氏池。西が平家池。
旗上弁財天社は源氏池内にあります。
私は仕事で新たな挑戦や決意をしたとき、ここにお参りします。
源氏の旗上にちなみ、つまり「一旗上げる」、もうひと頑張りしてみる
といったときに。
ただ、実をいうと今の自分の気持ちはまだ宙ぶらりんで
まだそこまでの確固たる意志があるわけではないのです。
でも、ここに来たという事は、そのように導かれているのかなと。
ちなみに八幡様で引いたおみくじには
事業:世の為です。頑張って続けなさい。
と書いてありました。
本当は再来年の定年で会社を辞めて、いろんな意味でもっと自由になりたいって
思っているのだけどね。
源氏池のほとりから見た旗上弁財天社。
赤い拝殿の裏側(写真でいうと左側あたり)に、「政子石」という石があります。
夫婦円満、良縁の祈願石なのだそうです。
北条政子という方は、頼朝公にとても愛されていたのでしょうね。
「鎌倉殿の13人」で、小池栄子さんの演じるチャーミングな政子、私は大好きでした。
こちらは平家池。
源氏池に比べると静かなたたずまいですが、美しい。
平家池には島が4つあります。
「四=死」で平家の滅亡を表しているのだそうです。
一方の源氏池には3つの島があり、「三=産」で源氏の繁栄を表しているのだそうです。
両池とも、夏には紅白の蓮の花が咲きます。
花の時期も混雑すると思って、いまだかつて見にに行ったことはないのだけど。
来年は見に行ってみようかな。
なるべく早朝にね。
鶴岡八幡宮の参拝は早朝がおすすめです。
参拝時間は
10月~3月 朝6時~
4月~9月 朝5時~
となっております。
今日もできればもう少し早い時間に参拝して、境内をゆっくりと
散策してみたかったです。
さて。
神社の話題を散々書いたあとですが、
今週末はクリスマスですね。
寒波到来で気温も低く、大雪で大変な方も
いらっしゃるとは思いますが。
皆様どうぞ、楽しいクリスマスをお過ごしください。