「ハルニレの木と天の川」 KAGAYA
こんにちは。あかねです。
連休５日目。
そして５月になりました。
実は今日、この連休で一番楽しみにしていた計画がありました。
それは。
サンセットクル～ズ。
夕方日の出埠頭からクルーズ船に乗り、
ちょっと、シャンパンなどいただきながら、
ゲートブリッジや夢の国、羽田空港などの景色を
暮れゆく東京湾から眺めてみよう！
という計画だったのですが。
ここ数日、毎日週間予報とにらめっこしながら
ぎりぎりまで粘ったものの、
結局、ドンピシャで雨確定。
昨日泣く泣くキャンセルしました。
私、「晴れ女」は返上しなきゃね。
今日は１日予定が空くことになり
まぁ雨だし、家でのんびりもいいかなとも思いましたが
屋内でも楽しめる何かないかと模索するうち
横浜そごう美術館で天体の映像クリエイター
「KAGAYA」さんの写真展があることを知りました。
しかも今日が初日じゃないですか！
これは行くしかない！
と
早速ネットで前売りチケットを購入し
今日、開店と同時に行ってきました。
映像以外の写真はすべて撮影OKということでしたので、
一部ご紹介していきます。
天の川
タイトルは「蒼夜」。2023年４月27日02時05分撮影。
場所は宮崎県。
「水と緑の惑星」
撮影場所はニューカレドニア。
「銀河のほとりで」
撮影場所、おわかりですか？
そう、あの「ウユニ塩湖」です。
「遺跡の島の南十字」
撮影場所は、この像で有名な「イースター島」です。
これ、ちょっと感動しました。
「雪のヒマワリ畑」。
2016年11月24日 23時16分撮影。
場所は山梨県。
季節外れに咲いた不思議なヒマワリたちに雪が積もりました。
満天の星に包まれ、偶然の流れ星も。
これからはこんな光景も珍しいものではなくなるのかもしれません。
オーロラ
生きている間にいつかこの目でオーロラを見てみたい。
そうは思うけど、寒いのは大の苦手だし・・・
「北海道のオーロラ」
2023年12月1日 20時29分撮影。
日本でも見られるチャンスはあるのですね。
「セレスティアル・レイク」
撮影場所：ノルウェー。
こんな光景、見てみたいものです。
私のお気に入り
「マドンナブルーの夜」
月夜のりんどう。
秋の始まりの、夢のような光景。
リンドウの青と星の青い輝きが美しい。
ひんやりとした空気感も伝わってきます。
そして思わず「おぉ～」と声が出たのがこの
「神磯の月」。
撮影場所は茨城県。
夜明け前、月が天の川とともに東天に昇ると、それまで荒々しかった波がにわかに静まり、鳥居に向かって光の道ができました。
何とも神々しい、神秘的な１枚です。
映像が素晴らしい
館内には写真だけでなく、映像の見られるスペースがあります。
10分ほどの映像が繰り返し上映されています。
満天の星が降り注ぐような映像や天の川、オーロラ。
映像は正面ののワイドスクリーンから床のほうまで投影されるので、
月夜の海岸に打ち寄せる波は足元まで迫り、まるでその場所にいるような臨場感を味わえます。
私はオーロラの映像に思わず涙が。
大きな氷の塊がごろごろところがる海岸で、私は寒さを感じることもなく、
この目で美しいオーロラを眺めている。
そんな感覚を味わうことができたのでした。
映像の途中、こんな文字が浮かびあがります。
記憶が定かでないので正確ではないと思いますが。
なぜ、追い続けるのか。
花は散り、雲は流れていっていしまう。
変化は美しい。
何気ない日々に、
私達は天空からの贈り物に気付かずに
過ごしているのかも知れない。
毎年同じように咲いている（ように見える）お花も
空模様も、実は二度とない、その時限りのもの。
だからこそ美しい。
花や空、景色の一期一会の美しさ。
そんな瞬間瞬間の天からの贈り物を
見逃すことなく大事に大事に受け止めていきたい。
今日、あらためてそんなことを感じたのでした。
最後に
終わってみれば、
これ、クルージングよりよかったんじゃない？
と思いました。
今日ご紹介したKAGAYAさんの「天空の贈り物」は
横浜そごう美術館で本日より７月１日までの開催です。
他にも素敵な写真がいっぱいですので、
お近くに来られる際には足を運ばれてはいかがでしょうか。
お勧めです。
お勧めです！
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/24/kagaya/pdf/flyer.pdf
