50代で離婚して。

             お一人様の、気ままな日々。                                                              

隠れた名所。

こんにちは。あかねです。

連休最終日。

今日も家でのんびりしています。

さて。

この連休初日は三浦海岸まで足を伸ばし、桜と海を見に行きましたが、

この日実はもう1か所寄り道をしたのです。

 

三浦海岸から横浜方面へ向かう電車で、「金沢八景」という駅で途中下車。

ここから上の写真の「シーサイドライン」というモノレールのような乗り物に乗り換えます。

 

いつも感じることなのだけど、神奈川県は電車やバスなどの交通網がすごく充実していると思うのです。

なので、車がなくてもアクティブに動き回れる。

車だと、時期によっては渋滞や駐車場の心配もあります。

 

しかもちょっとアトラクション的な、楽しい乗りものが多いのです。

例えば人気の江ノ電や、スイッチバック方式の箱根の登山電車、上から吊り下がる形式の湘南モノレールなど。

このシーサイドラインも、そのひとつです。

車内はコンパクトで、空中を走るバスみたいな感じ。

海を見下ろす景色なので、羽田に行く東京モノレールに似ているかも。

 

シーサイドラインで2つめの駅「海の公園南口」で下車し、歩くこと10分。

目的地は「称名寺」というお寺です。

 

だいぶ前(鎌倉殿の13人が放送されていた頃)に

「歴史息づく横浜金沢」というパンフレットでこのお寺の庭園の写真を見て以来、

いつか見に行きたいと思っていました。

偶然にもこの日放送された「ブラタモリ」で、このお寺が取り上げられていてちょっとびっくり。

入り口の惣門(赤門)。

参道の両脇は桜の木。桜が咲くころに訪れると風情があっていいかもしれませんね。

門扉には北条の家紋、ピラミッドのような「三つ鱗」がしっかりと。

ここは「金沢北条」一族の祖、北条実時(義時の孫=大河でいうと小栗旬の孫)

により創建されたお寺です。

 

参道の先には立派な仁王門

これは圧巻です。ぜひ近くに寄ってじっくりご覧いただきたいです。

写真ではおなかのあたりしか見えませんが、両サイドの木像の仁王様(金剛力士立像)

はものすごい迫力です。

 

このお寺に来たかった最大の理由は、橋のかかったこの「浄土式庭園」。

 

橋は渡ることができるので、渡ります。

 

渡った先にあるのが金堂。

屋根瓦の一番下の丸いところの1つ1つにも、「三つ鱗」の紋がありました。

 

金堂の右隣には「釈迦堂」。

神奈川県出身でありながら、こんなお寺があることを知りませんでした。

期待通り、素晴らしかったです。

 

連休初日の晴天の昼下がりでしたが、訪れる人もまばら。

ゆったりと見学することができました。

(あ、でもブラタモリで取り上げちゃったからなぁ。)

ブラタモリの放送は録画で昨日見たのだけど、

感じたのは

北条氏とはすごく勤勉で向上心を持った、パワフルな一族だったのだなぁということ。

なんだかそのパワーにあやかりたくなったのでした。

 

この界隈ではもう何か所か行ってみたいところがあります。

ここも含めて、次の連休にでもまたじっくり散策してみようかなと思っています。

 

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