こんにちは。あかねです。
「今、で~っかい流れ星見たよ」
おとといの夜、コンビニから帰って来た次男がそんなことを言ってました。
西の空に、北の方角に向かって緑色の大きな光がスーッと流れていったそうです。
この辺りは夜になると意外と明かりが少なく、星がよく見えるのです。
これからは星空がきれいな季節ですね。
さて。
今朝目覚めたときの気分は最悪。
霧雨まじりの空はぶ厚い雲に覆われて、暗いしおまけに寒い。
♪だけど心なんて お天気で変わるのさ・・・
なんていう、アン・ルイスの歌のフレーズが頭をよぎるなか
ぜんぜん動けない。
いっそのこと今日はこのまま寝て過ごそうかとも思いながら
しばらく布団でぼんやりとニュース番組を見ていました。
相変わらずウクライナ情勢、イスラエル・パレスチナ問題が中心で
近頃の私は
目と耳を覆いたくなるような惨状を受け止める心の余裕がなく
この話題になるとつい、テレビを消してしまうのです。
でも、今日はちょっと違いました。
ウクライナのプラネタリウムで20年解説員を務める女性の方のお話が取り上げられていたのです。
戦時下の今は空爆やドローンを恐れ、人々は夜空を見上げることもままならないのだそうです。
そんななか、つかの間の癒しの場となっているのがプラネタリウム。
今は施設も投影機も被害を受けていないのですが、
もしも破壊されてしまえばその星空すらも見られなくなってしまいます。
「夜空は空爆やドローンを見るためにあるのではない」
この言葉が心に響きました。
今日のような天気の日は、プラネタリウムもいいな。
そう思い、ようやくのそのそと起きだして
先日行ったコニカミノルタのプラネタリウムのHPをチェック。
しかしながら、上映作品が前回と同じだったので今日のところはとりやめ。
眼科で異常はなかったけど、眼の調子もいまいちだしね。
諦めて、洗濯に掃除・・・
昨日買い忘れたものがあったので、ちょっと買い物にも出たのだけど
もう!
思った以上に寒かった!
それもそのはず、気温は10℃くらいしかなかったみたい。
薄いコートじゃなく、ダウンを着るべきでした。
いよいよ寒い季節となりましたが、=星空がきれいな季節。
日々いろいろあるけれど
私達にはまだ、星空をぼんやり眺める自由があります。
一方で、同じ空の下でもそれすらままならず、
恐怖と悲しみに暮れている人々がいる。
冬の代表的な星座、オリオン座の肩のところにある赤い星は
太陽の千倍以上の大きさなんだって。
そんな星からしたら豆粒みたいな地球のわずかな陸地の上で
今日も多くの犠牲を出しながら、小競り合いが繰り返されている。
今も昔も、争い事はなくならない。
人間って、そういう生き物なのかな。
次に流れ星を見たときは
争い事が収まって
すべての人々が
きれいな星空を好きなだけ眺めることができる
そんな世界になることを祈りたい。
と、思う
曇天の気怠い日曜日でした。