50代。離婚で少々疲れてます。

疲れた心がちょっとだけ元気になれる、日常の小さな幸せ探しのブログ

離婚について

                  

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こんにちは。あかねです。

離婚を考えている方に、何か参考になることがあればと思い、私の離婚についてまとめてみました。

私の場合は裁判や調停もなく、普通に離婚届を書いてもらい、すんなり離婚することができました。

 

 離婚を決意した理由

一言でいえば、「金銭感覚の相違」です。

結婚後まもなく、元夫の使途不明の借金の数々が次々発覚しました。そしてそれについて問いただしても平然と嘘をつき、それらを平気で滞納するということを繰り返し、ついには債権(給与)差し押さえと言う事態にまで発展してしまいました。

どうやら元夫は、自分の預金をおろすような感覚で借金をしてしまい、「借りたものをきちんと返す」ということができない人だったようです。債権差し押さえになった時は次男が高3で、これからの進路を考える大事な時期でした。

長年悩んできましたが、この時私の堪忍袋は限界を超え、離婚を決意しました。

人間的に信頼できない人と、この先一緒に生活をしていくのは無理だ、と思いました。息子たちに離婚の意思を伝えると、二人とも賛成してくれて、私についてきてくれることになりました。

「離婚して、二人の息子たちとともに実家の近くに住み、自分の力で生活していくために転職もする。」そう決めて、行動を開始しました。

 

離婚を実行するためにやったこと

まずは資金作り

これがないことには始まりません。

まずは初期費用としていくら必要か、ノートなどに書き出してみるとよいかと思います。(だだし、相手にはみつからないように。)

まずは離婚後どこに住むのか。賃貸の部屋を借りるなら家賃が必要ですし、転職するのであれば、仕事が決まるまでの間の生活費も必要。引っ越し代、家財をそろえるお金。転居するときの初期費用は家賃×8と聞いた事があるのですが、これは引っ越し代+家財にかかる費用ということかな、と思います。

 

という事で、私の出した試算は、家賃を7万として、

 

引っ越し代+敷金+家財購入 56万(家賃7万×8で計算)

家賃   1年分        84万(7万×12か月)

生活費  1年分                   120万(10万×12か月) 

合計            260万円

 

という計算でしたが、家賃、生活費は1年分と少し余裕をみているのと、失業給付金も入ってくるのを見越して、最終的に目標金額を200万円ということにしました。

当時の貯金とあわせて、目標額になるまでどのくらいの期間がかかるかを計算し、仕事を辞めるタイミング、離婚を切り出すタイミング、引っ越しのタイミングを考えました。

その結果、約1年で目標金額を達成できそうでしたので、それまでの間にできる準備を進めていく事にしました。もちろん、夫には気づかれないように。

 住まいさがし

資金がたまらないうちにいい物件を見つけてしまうと、気持ちがあせってしまったり、くやしい思いをしてしまうかもしれないと思ったので、本格的に物件を探すのは、引っ越しの時期のめどがついてから(資金のめどがついてから)にしました。

それまでは住みたい場所の家賃の相場をネットで調べたりして、大体どのあたりで探すかを検討していました。

結果的には実家の母が、更新手数料のかからない、家賃も手頃な物件を見つけてきてくれて、実家からも車で15分くらいの近いところだったので、そこに決めました。

法律相談①(相続放棄

お金の問題が原因で離婚するのですから、今後も何かしらの金銭問題が発覚する可能性は大いにあります。私が心配だったのは、二人の息子たちのこと。

私は離婚すれば他人となりますが、子供達は両親が離婚しても、親子の関係は解消されません。母方の姓になったとしても、父とは親子という関係に変わりはないのです。

夫の借金問題が、息子たちに降りかかってきたら・・・ネットなどで調べたりもしたのですが、よくわからないこともあって、こういうことはやはり法律の専門家に聞くのが一番いいと思い、法律相談に行ってみることにしました。

法律事務所に行くのはちょっと敷居が高く感じられたので、まずは役所で定期的にやっている無料相談を利用しました。

電話で予約をし、窓口に相談用のシートをもらいに行って、事前にそれに相談内容を記入して持っていきます。相談時間が35分とか短いのですが、要点をまとめておけば結構疑問は解決できます。

私が知りたかったのは、

「子供達に夫の借金が降りかかってくるのを回避する方法」です。

結果、

 

夫が生存している間→子供達に返済義務は生じない。

夫が亡くなった時→相続をするのであれば返済義務が生じる。

 

ということで、結論としては「相続放棄」をするのがベスト、ということでした。

 

相続放棄・・・「相続開始」を知った時から3か月以内に、(夫の)死亡時に籍のあった市町村の家庭裁判所相続放棄の届け出をする。(放棄をする各人が行う。)

 

死亡時の戸籍が遠方であったり、必要書類をそろえるのが大変な場合は、弁護士に依頼すれば、5~10万円程でやってもらえるそうです。(2018年現在)

法律相談②

結果的には必要なかったのですが、夫が離婚に応じない場合は調停、裁判になることを想定し、法律事務所に相談することにしました。ネットなどで調べ、近くで離婚問題に力を入れている法律事務所を探して相談に行きました。

私が相談に行ったところは、「離婚バックアッププラン」というものがあり、担当していただいたのは若い女性弁護士の方でした。このプランで便利だったのは、メールで相談ができたことです。子供の戸籍のことや金銭に関することなどをいろいろと相談させていただきました。相談だけで終わったので、費用は5万円ほどでした。

 

 

転職

転居のめどがついた時点(資金が準備できた時点)で10年間続けた事務のパートを辞め、その3か月後に転居し、転居先で正社員の仕事を探すことにしました。

なぜ、3か月後なのかというと、私のように自己都合で退職した場合、失業給付金を受給するのには3か月の給付制限期間があるからです。この3か月の間に、決められた認定日というのが4週間に1回あって、ハローワークに行って失業認定をしてもらうのですが、認定をしてもらうためには、決められた回数以上(私の時は初回で3回、その後は2回以上だった)の求職活動実績(就職しようとする積極的な意思を、客観的に確認できる活動を行っていること)が必要となります。

具体的には、求人に応募した、面接をした、ということのほかにも、求職活動支援セミナーの受講や、職業相談なども含まれます。

私の住んでいたところのハローワークでは、仕事の探し方から履歴書、職務経歴書の書き方、面接の受け方などなど様々なセミナーを行っていたので、私は3か月間これをフルに活用しました。セミナーを受講すると受講証明書を発行してくれるので、これを持って行けば求職活動の証明となるわけです。

実際、すごくためになることばかりでした。そして、転居後に本格的な仕事探しを始めました。転居先のハローワークで企業合同説明会の開催案内があったので、とりあえず履歴書と職務経歴書を作成して軽い気持ちで行ってみたのですが、(以前住んでいたところのこういう説明会は、服装は普段着でOK,というのがほとんどだった)来ている人はみんな黒スーツの、ほとんどが20~30代くらいの若い人。ちょっと気後れしてしまい、併設されていた相談コーナーにかけこんで、とりあえず作った履歴書と職務経歴書を見てもらうことにしました。

応対してくださった職員の方が私と同世代か少し上くらいの女性の方で、今の私の状況を話すと、「それでは早めに就職したいわね。早期就職支援コーナーというのがあるから、それを利用してみては?」と提案してくださいました。

早期就職支援とは、予約制で、担当者とマンツーマン形式で3か月以内の就職を目指すという制度で、定期的に担当者と面談をし、希望の条件にあう求人を一緒に探して応募していきます。私は迷わずこの制度を利用することにしました。その場で予約をとっていただきました。

私の担当者の方は、私より少し若い女性の方でした。私の年齢だと、まずは面接に呼ばれるのがなかなか難しいそうで、「とにかくどんどん応募しましょう!」と、言っていただき、何か少し心強く、気持ちがラクになりました。帰りがけ、説明会で応対してくださった女性職員の方がいらして、「がんばってね。」と声をかけていただきました。うれしかった。

この制度を利用し、転居から約2か月後、応募5社目で面接にこぎつけ、そこに就職が決まりました。

年金分割

離婚の原因が夫の借金なので、慰謝料などは払えるわけがないと思い請求するつもりはありませんでしたが、年金だけは分割してもらおうと考えていました。

年金分割制度とは

婚姻期間中の厚生年金を分割して、それぞれ自分の年金とすることができる制度。

ただし、将来受け取る年金を分割するのではなくて、年金保険料の納付実績(標準報酬といって将来の年金額を決定する元になるもの)を分割する。合意分割と3号分割がある。

合意分割

・2007年4月1日以降に離婚した人が請求できる。

・婚姻期間中に夫婦が納めた厚生年金保険料の、納付実績を合算したものを分割する。

・分割の割合について、夫婦の合意が必要。上限は2分の1。(5:5)

3号分割

・2008年5月1日以降に離婚した人が請求できる。

・2008年4月1日以降の婚姻期間中の、第3号被保険者だった期間の厚生年金保険料の、納付実績を分割する。

・配偶者の合意の必要なし。手続すれば2分の1に分割できる。

 

 年金分割の請求期限は、

    離婚が成立した日の翌日から2年以内。

 

具体的な手続の進め方などは、年金事務所に行って聞くのが一番よいと思います。予約が必要となりますが、実際にはまだ離婚していなくても、これから離婚をするつもりなのだが、年金分割をするにはどうすればよいか相談したいと言えば、丁寧に教えてくれます。

相談時に必要なものも、予約時に聞けば教えてくれます。自分でいろいろ調べても今一つよくわからなかったので、私はそうしました。私の場合、結果的には元夫が2分の1の合意分割に応じてくれたので、離婚後に二人で年金事務所に行き手続しました。もし合意分割に応じてもらえなければ3号分割だけでも、と思っていたので、これはありがたいことでした。

その他

不要な銀行口座は離婚前に解約しておく

私はこれをやり忘れて結構面倒なことになりました。

私は離婚後旧姓に戻りました。離婚前に住んでいた土地で、A銀行とB銀行に、何年もお金の出し入れのない口座をそれぞれ持っていたのですが、これを放置したまま離婚、転居してしまったのです。

転居後は役所だ新居だハローワークだと何かとバタバタしていて、すっかり忘れたままになっていました。

仕事を始めてしまうと平日になかなか窓口には行けません。A銀行は転居先の近くにも支店があって、そこで手続できるということだったので、夏休みで平日の休みの日に解約しようと行ったところ、まず届け出印が元夫の家に置いてきてしまったものだったため、解約するだけなのに印鑑の変更の手続きと、改姓の手続き、住所変更の手続きをしなくてはならず、おまけに現在のこのコロナ禍、「お手続きにはご予約が必要」なのだそうで、行った日には手続してもらえず、二度手間になってしまいました。

B銀行に関しては近辺に支店がないため、問い合わせたところ元の支店に行って手続きしなくてはならないとのこと。電車で2時間くらいかかるところだし、交通費もバカになりません。本人確認の免許証も、つい先日更新してしまって旧姓・旧住所の確認は免許証ではできないため謄本が必要と言われました。離婚後に手続きしようとすると、時間とお金のムダなので、離婚後転居先で使わない口座があれば、はやめに解約しておくことをおすすめします。

 

まわりの人へ、意思表示

離婚というと、ネガティブなイメージですが、決心したのなら、害のない人達にはなるべくアピールしておいたほうがいいと思います。両親はもちろん、昔からの友人とか。

私はまずはこの決意を両親に伝えました。母は最初、離婚ということにものすごく抵抗感があったようで、「ほんとに一人でやっていけるの?家賃を払って、生活していけるの?」とかブツブツ言っていましたが、私が、「やっていけるかじゃなく、やっていかなければいけないの。」と言い切ると、納得してくれていろいろサポートしてくれました。今の住まいも、母が探してきてくれた所なのです。

また、何年かぶりに連絡をくれた学生時代の友人たちにも離婚する事を話すと、「がんばれ」とか「人生にムダな事なんてないよ」とか、励ましのメッセージをくれて、これはすごく心の支えになりました。

もう自分の意志は固い、という事を示しておくと、害のない人たちは、いろいろな面で協力してくれ、応援してくれます。あくまでも、「害のない」人たちです。間違っても、噂好きでおしゃべりな人の耳には入れないように。変な噂をいいふらされたりすると、面倒くさいので。

 

健康診断を受けておく

離婚後は健康な体が資本です。できれば離婚の直前に人間ドッグなどで各種がん検診なども受けて、万全な健康状態にしておきましょう。健康第一!