こんにちは。あかねです。
4連休が始まりました!
そしていよいよオリンピックも開幕しますね。
開催については疑問に思いながらも、国内外を問わず出場するアスリートの皆さんの事は応援したいなと思っています。
マイナス要素ばかりのようにも見える今大会ですが、こんなときに開催される大会ならではの、素敵なエピソードやドラマが生まれるといいですね。
さて、前置き長くなりましたが、皆さんは「サンマーメン」というラーメンをご存知でしょうか?
私はつい最近まで、これが自分の住む地域のご当地メニューであることを知りませんでした。
いわゆる町中華のお店なんかによくある定番メニューだと思っていたのです。
「サンマー」とは?
もちろん、魚のサンマの事ではありません。「夏」の「Summer」とも関係ない。
サンマーメンを漢字で書くと「生馬麵」。
サン「生」は新鮮な、マー「馬」は上に乗せるという意味です。
どんなラーメン?
簡単に言うと、醤油味のあんかけ野菜ラーメンと言う感じです。
麵は細麺で、スープにとろみがあります。
正確なレシピがある訳ではなく、お店によっても違いがあるようです。
サンマーメンが好きだった祖父
私がサンマーメンを知ったのは、小学生の頃。
お盆やお正月に母方の実家に集まると、よく近所の中華屋さんで出前をとっていました。そのとき祖父が決まって頼んでいたのがサンマーメンでした。
当時家族の誰もがサンマーメンの事を知らず
「サンマーメンって何?どんななの?」
と、家族から総ツッコミされるのですが、明治生まれの寡黙な祖父は
「うーん・・・」と、特に説明する訳でもなく、私たちは運ばれてきた現物を見て
「これがサンマーメンなのね。」と、認識したのでした。
サンマーメンというと、私はこの祖父のことを思い出します。
中華街発祥のサンマーメンは、港湾労働者の間でも人気があったメニューだそうです。
祖父も船のドックで働くまさに港湾労働者でしたから、昼食なんかによく食べていたのかも知れないなぁ・・・と、今になって思ったりしてます。
そして昨日、スーパーでこのカップめんを見つけたので、今日のお昼にいただきました。
スープの味は良いです。麵も細くてつるつる。
ただ、やはりカップめんなので具がちょっとさみしいかも・・・
一応、ゆでたもやしとにんじんも付いていて、がんばって再現しているとは思います。