こんにちは。あかねです。
晴天の土曜日。
午後は警報級の風が吹くとかいうので、午前中にお散歩してきました。
上の写真。
ちょっとおもしろい。
写っているいちょうの木、左右で色がぜんぜんちがうのです。
奥に写ってる木にいたっては、もうだいぶ葉が散ってしまっています。
時折吹いてくる風が、かすかに菊の花の香りを運んできました。
どこかに咲いているのでしょうね。
しばらく歩いていくと・・・
ありましたありました。
黄色いかわいい小菊。
何かこの色と花びらの感じを見ていたら、子供の頃に飼っていたセキセイインコの
キィちゃんの事を思い出していました。
全身この色一色で、赤いお目々の女の子。
赤ちゃんのときから私が育てました。
家の中ではいつも私の肩にちょこんと乗っていました。
いつか私が次の世に旅立つときは、きっとあの子が真っ先に迎えに来てくれる。
実は私、今もそう信じているのです。
黄色いお花に癒されるのは、そういう連想もあるからなのかもしれません。
更に歩くと今度はきれいな紫の小菊。
こちらは渋めの赤
いつも感じることなのですが、自然に漂う季節のお花の香り(例えば3大香木とされるキンモクセイや沈丁花など)というのはどんなアロマよりも的確に、というか
自然と人の心を癒す効果があるのではないかと思うのです。
もしかしたら古来より四季を楽しむ日本人のDNAのなかに、脈々と受け継がれているものがあるからなのかな?
今日ふと漂ってきた菊の香りにスーッと肩の力が抜けて行くのを感じたとき、そんな風に思ったのでした。
ただね、今日お散歩していて季節外れのお花もずいぶん見かけたんです。
たんぽぽ、シロツメクサ、おしろいばな・・・・
植物的には
咲ける条件だから咲く!
ということなのかもしれませんが
お花に季節の境界線がなくなるの、
私は嫌だなぁ。
今日はかすかな菊の香りに癒された
初冬のお散歩でした。