こんにちは。あかねです。
私は日常的に使うものにそれほどこだわりはないのですが、この「濱文様」(はまもんよう)の和タオルだけはすごく気に入っていて、数年前から愛用し続けています。
使っていたものが少しくたびれてきたので、今回この夏柄の4枚を新調しました。
濱文様(はまもんよう)とは?
横浜捺染(なっせん)という、木版技術を取り入れた伝統的な技法で染めたてぬぐいの、オリジナル商品を扱う1948年創業の老舗ブランドです。
濱文様の和タオル
濱文様の和タオルは、表地はガーゼ、裏はタオル地になっています。
何がいいって、とにかく使い勝手が良いのです。
吸水性は抜群。速乾性もあり、洗濯にも強い。
四つ折りにしても、タオルほどかさばらない。
そしてなんといっても、柄が豊富で、かわいい!
主に植物や動物モチーフなのですが、富士山の柄なんかもあって、かわいくて目移りしちゃって、いつも選ぶのにひと苦労なのです。
男性の方にも使いやすい、シンプルな柄もありますよ。
お値段税込で1枚¥550。
デザインの良さ+使い勝手の良さで、私はこのお値段には納得しています。
最近ではてぬぐい地のマスクなんかもあるようです。
こちらは数年前に買ったほたる柄の扇子。すごく気に入ってます。
サイト内のショップからもいろいろ買えます。
▼アイテム・用途で選ぶ,和たおる|てぬぐいの濱文様ネットショップ
まさかの閉店
以前元町にあるショップに行ったとき、店内であれこれと迷っていたら店員さんが奥から、「こちらにも、出ていないものがありますよ。どうぞおかけになって、ゆっくり選んでください。」
と、カゴにたくさん入った和タオルを持ってきてくださいました。
選択肢が増えてさらに迷っちゃったんですけど、丁寧な対応がうれしかった。
今回はネットショップで購入しましたが、外出が自由にできるようになったら、またショップへお散歩をかねて行ってみよう、と思っていたのです。
ところが。
なんと昨年4月でまさかの閉店。
ホームページの店舗情報に、3店舗しか載っていないのでおかしいなと思ったら・・・
昨年全国に展開していた数店舗を一斉に閉めたようです。
でもまさか、お膝元の元町が閉店とは・・・
ショックです。
休業要請の影響は、飲食店だけではなかったのですね・・・。
現在営業しているのは大宮(埼玉)、東京、日暮里、のエキュート内にある3店舗のみです。
どうかこの3つは存続してほしい・・・
おわりに
時代の流れで老舗が消えてゆく、という光景を近頃よく目にします。
先日もどこだったか、長年続けてきた商店街の中にある個人の玩具店が閉店するというニュースを見ました。
そして私の子供の頃から馴染みのある水族館も、9月で閉園。
淋しいですよね。
濱文様は、まだ廃業したわけではないから商品を買うことは出来るけれど、ちょっと心配ではあります。
あの日、元町のショップでソファーに腰掛けながら、ゆっくりあれこれ迷いながら商品を選んでいたあの時間は、なんて贅沢な時間だったのだろう・・・
何だか泣けてきちゃいます。
ショップには行けないけれど、これからは売上に貢献すべく、頻繁にネットでお買い物しようかと思っています。
大袈裟だと思われるかも知れませんが、この和タオルが入手できなくなることは、私にとっては大問題なのです。