こんにちは。あかねです。
昨日放送された鎌倉殿の13人第36話、
「武士の鑑」。
ついにこの日がきてしまいました。
執権北条時政(坂東彌十郎さん)の謀略(宮沢りえさん演じる妻:りくの余計な入れ知恵)によりいわれなき罪を着せられ、追討されることになってしまった畠山一族。
中川大志さん演じる畠山重忠は、死を覚悟し最後の戦いに臨みます。
戦の前に和田義盛(横田栄司さん)が重忠のもとに説得に行くシーンが特に好きでした。
陣を構えて座る重忠の後ろ姿。鎧の鮮やかな赤い糸が美しい。
実際の重忠も「赤糸威鎧」(あかいとおどしのよろい)という、この赤い糸の鎧を着用していたようです。
結局、誰もが望んでいないのに戦は避けられず、最後は小栗旬さん演じる義時と重忠の、鎧姿での迫力の取っ組み合い。
少し前に何かの記事で中川さんが「大河史上あまり例のないシーン」
と言っていたのはこのことだったのですね。
中川さんの重忠はスマートで繊細なイメージでしたが、ここにきて義時を軽々と投げ飛ばしボコボコにするあたり「怪力・重忠」の要素もすごく出ていたと思います。
ドラマが始まった頃は、中川さんの重忠は、ちょっと美化しすぎなんじゃぁ・・・
と思っていましたが、ここまで来ると、実際はこんな人だったのかも・・・と、中川さんが「重忠そのもの」に見えてきています。
時政役の坂東さんにしても、
「いるよなぁ、こういうダメな政治家」
の顔に見えてくるから不思議。
役者さんて、すごいですね。
武者人形のように美しく凛々しく、そして強い素敵な重忠を演じてくれた中川さん。
武士の鑑の潔い見事な最後でした。
豪快でおちゃめな和田義盛とのシーンももう見られないと思うと、寂しい・・・
スピンオフで畠山重忠のストーリー、作ってくれないかなぁ。
あぁ。
来週から一体、何を楽しみにすればいいの?
特集 インタビュー 畠山重忠役・中川大志さんインタビュー ~切なくもカッコいい 重忠の生きざま~ | NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」