50代で離婚して。

             お一人様の、気ままな日々。                                                              

彩雲と天使のはしご。

こんにちは。あかねです。

しばらくぶりの投稿となりました。

私の住む周辺にはキンモクセイの木がたくさんあり

先週ぐらいからあの爽やかな香りが漂うようになりました。

この何とも言えない香りには、心が癒されます。

 

さて。

前回お話しした父の事ですが・・・

退院後は施設に入ってもらうということで、承諾をしてくれました。

母も弟も怖くて切り出せないその引導を渡す役目は、やっぱり「おねえちゃん」である私。

今の現状、私達家族の想いも率直に伝えたところ、案外あっさりと受け入れてくれました。

 

「うん、わかったよ。覚悟はしていたんだ」

「ごめんね・・・ありがとう」

 

涙があふれました。

ほっとしたと同時に

そう穏やかに言う父の言葉にかえって胸が締め付けられ

数日間どん底まで落ち込みました。

私は父に対し、ものすごく残酷なことを言ったのだ・・・・

でも、その後の面会のときなどには

 

「いいところが見つかるといいなぁ。」

「もうそろそろここ(病院)も飽きてきたし、環境を変えるのもいいかも知れないな」

 

なんて、本心かどうかわかりませんが、前向きな様子を見せてくれています。

 

というわけで現在は母、弟と3人で施設選びにに奔走しているところです。

今の父にとって、一番必要な要素は何なのか。

そのあたりの見極めはけっこう難しいです。すべてが希望に添うというのはなかなか難しい。

昨日も1か所見学に行って、その後父に面会に行きました。

案外元気で表情も明るく、少しほっとしました。

いつもは病院の食事にケチをつける父ですが、先日出されたきのこのご飯は

美味しかったと言っていました。それからデザートのシャインマスカットがすごく

美味しかったらしく、ここで食べたものの中でいちばんおいしかったとも言っていました。

(おそらく今までシャインマスカットは食べたことがなかったんだと思われます)

 

病院の談話室からは、天気がいいと富士山が見えます。

あいにく昨日は雲に隠れて見えませんでしたが、日没直前に雲の隙間からスポットライトのように光が差し込む幻想的な光景が見られました。

 

「あれはね、天使のはしごっていうんだよ」 と、父。

「うん、きれいだね」

 

病院内は撮影NGなので写真は撮っていないのですが、こんな感じの光景。

                        フォトACからお借りしました。

 

そうそう。

先週の事ですが、早朝ベランダに出ると日の出直前の空に七色に輝く雲、「彩雲」を見ることができました。

けっこう広範囲に見られました。

彩雲は良い事が起こる前触れともいわれていますが、この時の私にはこれすらも空しく感じてしまいました。

でも昨日、「天使のはしご」を見ながら穏やかに話す父を見ていたら、ちょっと希望が湧いてきました。

確かに今後出来ることは限られてくるけれど、施設は病院よりは縛りが緩いので、私の持てる知力、体力をフル稼働させて、外出や一時帰宅の機会をなるべく作れるように考えていこうと思っています。

少しずつ、いつもの私らしい力が湧いてきた気がします。

 

今はいわゆる「老健(介護老人保健施設)」を探しているのだけど、そこはあくまで暫定的に移る待機の場所。最終的には「特養(特別養護老人ホーム)」に移るという流れです。

最終的な入居先に落ち着くまでは、たまの投稿もしばらくはこんな話の内容になってしまうかもしれません。

 

前回の記事にコメント欄も含め、気持ちに寄り添う温かいコメントをくださった皆様、本当にありがとうございます。コメント欄はあえて非公開とさせていただきましたが、コメント欄、ブックマークでのコメント、すべてが心の支えとなりました。

また、スターを付けてくださった方々からも、そのお気持ちが伝わってきました。

本当に本当に、ありがとうございました。

 

気温が下がってきましたので、皆様もご体調には十分に

お気を付けてお過ごしくださいね。

 

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