こんばんは。あかねです。
今日仕事から帰宅すると、普段は口数の少ない次男が開口一番いきなり
「油壷、9月で閉館だって」
と言うのです。
あぶらつぼ。
「マリンパーク?」
「うん。」
「そうなんだ・・・」
またしてもショックなニュースです。
古き良き昭和の時代に開業した水族館「京急油壺マリンパーク」。
私は物心つく前から両親に連れられて何度も訪れた場所です。
幼稚園や学校の遠足でも行きました。
最後に訪れたのは、今から20年くらい前の、息子たちが幼稚園生の頃だったと思います。
私の両親も一緒に行って、息子達は大きなピンクのイルカのぬいぐるみを買ってもらってました。
それがすごくお気に入りで、それぞれいまだに持ってるみたいです。
息子たちは小さな頃から水族館が大好き。
とくにイルカが大好きで、近郊のイルカのいる水族館にはほとんど行っていると思います。
そして行くたびにイルカのぬいぐるみを買うので、部屋はいつしかカゴいっぱいのイルカだらけになっていました。
息子たちが油壷マリンパークに行ったのはこの1度だけだったと思うのですが、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にイルカショーを見たり、おみやげを買ってもらったり(私が子供の頃には買ってくれなかったのに!)楽しい思い出として心に残っていたのでしょう。
両親にとっても、かつては子供(私)を連れて来ていた水族館に、孫を連れてくることができたというのは感慨深いものがあったと思います。
そんな思い出の場所が、9月で閉館・・・
確かに最近の水族館というのは、池袋のサンシャイン水族館の空飛ぶペンギンのように展示の仕方なんかもすごく凝っていたりしますよね。
でもなかには、こんなオーソドックスな、レトロな水族館も残っていてほしいなと思うのですが・・・
油壷と言う場所は三浦半島の先端なので、都心からはちょっとアクセスが悪いというのもあったのかもしれません。
ネットには閉館を惜しむ声が多数あがっていました。
そして、閉館までにもう一度行きたいという声も多くありました。
私もそんななかの一人。
できれば息子たちと両親と、最後にもう一度行きたい・・・
古き良き昭和が、また一つ消えてゆく。
何だか淋しくて、心が折れそうになってます。