こんにちは。あかねです。
前回の記事で、身体の内側からの冷え対策を調べるうちに、 食品には体を温める「陽性食品」と、体を冷やす「陰性食品」というものがあるという事を知りました。
そして驚きだったのが、私の毎朝の朝食、トーストとコーヒー(Hotでも)は、身体を冷やす「陰性食品」に分類されていたということ。
・・・なんで?
ということで、陽性食品、陰性食品について、もう少し詳しく調べてみました。
この陽性食品、陰性食品の分類というのは、東洋医学(漢方医学)に基づく考え方によるものなのだそうです。
これがなかなか、納得できるものと、「東洋医学的には、こうなのだ」ということで納得するしかない「?」なものもあり・・・
厳密にいうとこのどちらでもない「間性食品」と言う分類もあるらしいのですが、冷え対策ということで、ここでは陽性・陰性にポイントをおいてみていきます。
陽性食品、陰性食品のおおまかな見分け方
陽性食品
・色が黒、赤やオレンジなどの暖色系
・産地が北方
・水分が少ない
陰性食品
・色が白や緑などの寒色系
・産地が南方
・水分が多い
*めやすなので、例外もあります
代表的な陽性食品(体を温める)
・しょうが
・たまねぎ、にんじんなどの根菜類
・にら
・りんご
・魚、肉などの動物性食品
・納豆、梅干し、チーズなどの発酵食品
・全粒粉、ライ麦などの黒いパン
・そば
代表的な陰性食品(体を冷やす)
・トマト、きゅうりなどの夏野菜
・レタスなどの葉物野菜
・パイナップルなど南国産のフルーツ
・小麦粉の白いパン
陽性食品で納得なのはやはり「しょうが」です。
ショウガオール、ジンゲロールなどの成分が血行促進、保温、発汗作用があることは良く知られていますよね。
にらは葉物ですが、にらに含まれるアリシンやビタミンEが血行を促進、保温の効果があるため陽性に分類。これも納得です。
ただ、果物のほとんどは陰性に分類されるのに、なぜかりんごだけは陽性。
産地が北だからという事以外、私的には根拠不明ですが、からだに良い果物だということはなんとなくわかる。
パンについても、なぜ全粒粉が陽性で小麦粉が陰性なのか、明確な答えはよくわからなかったのですが、とりあえずそういうものだ、ということにしておきます。
次に、飲み物をみていきます。
体を温める飲み物(陽性)
・紅茶
・ほうじ茶
・ホットココア
・赤ワイン
・黒ビール
体を冷やす飲み物(陰性)
・コーヒー
・緑茶
・水
・牛乳
・清涼飲料水
・白ワイン
・ビール
お茶類は、プアール茶など発酵茶葉のものは陽性に分類されます。
ビールとワインは色によって分類が分かれていますが、このへんも「?」なところ。
そしてコーヒー。なんで体を冷やす「陰性」なのか?
調べてみました。
- コーヒーの原料となるコーヒー豆は熱い国でとれるもの。
- コーヒーに含まれるカフェインには血管収縮作用がある。
- 利尿作用があるので、熱が放出される。
でも、紅茶にだって、カフェインは含まれているし、プアール茶とかにも利尿作用はあるような・・・
ただ、私は休みの日には結構何杯もコーヒー飲んでしまって、手足が冷えるのはもしかしてそのせいかも?とも思いました。
コーヒー好きの人で、我慢するのがストレスになってしまうのはよくないので、そういう人はシナモンや、黒糖を加えて飲むといいそうですよ。
*ちなみに黒糖は陽性食品ですが、砂糖は陰性食品です。
陰性の食品についても、加熱調理をすれば陽性に変わります。また、陽性食品と組み合わせて食べれば、よいそうです。
とりあえず今私が実行していること
- コーヒー → ショウガ紅茶 または ホットココア
- 緑茶 → ほうじ茶
- 食パン → 全粒粉入りパン
- ビール → 黒ビール
に変えて、この4つを実践中です。
特にショウガ紅茶はおすすめです。
夜にも飲むのでカフェインレスのティーバッグに、チューブのねりしょうがをティースプーンにやまもり1杯程度入れ、はちみつか黒糖を入れていただきます。
これは効果絶大で、すぐに体がぽかぽかしてきて、手先、足先の血行がよくなるのがわかります。
まとめ
冷えは免疫力を下げるといわれます。
自己防衛のためにも、これからもできることから、実証実験していこうと思っています。
今回こちらの本を参考にさせていただきました。
食材ごとにレシピも載っているので、参考になります。