50代で離婚して。

             お一人様の、気ままな日々。                                                              

道端植物の女王。

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こんにちは。あかねです。

 

ここはいつも通っているバス通り。

少し前にバスの窓からこのアザミを見つけて気になっていました。

 

綺麗な花には棘がある・・・

私の勝手なイメージなのですが、アザミは道端植物の「女王」のようだと思うのです。

 

 「アザミ 」とひとくくりに呼んでいますが、実は日本のなかでもその種類は100種以上もあり、現在も新種が見つかることがあるのだそうです。

 

アザミ全般の花言葉は

独立 報復  厳格  触れないで

 

また、紫色の花には

気品 高貴 という言葉もあります。

 

アザミはスコットランドの国花にもなっています。

これにはちょっとおもしろいエピソードがあります。

 

ノルウェー軍が、スコットランドに攻め入ろうと夜襲を仕掛けるのですが、そのとき足音で敵に気付かれないよう裸足になって歩いていたところ、足元にあるアザミの棘を踏んでしまい、あまりの痛さに叫び声をあげてしまいます。

 

その声でスコットランド兵が敵の存在に気付き、国を守ることができました。

このことがきっかけで、アザミはスコットランドの国花になった、といわれているそうです。

 

花言葉からも、「国を守った」というエピソードからも、まさに「女王」というイメージがあります。

 

写真のアザミをグーグルフォトのLensで検索してみました。

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数枚撮った写真のほとんどが「マリアアザミ」と表示されました。

ただ、1枚だけちょっと気になるものが。

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右に表示されている「アメリカオニアザミ」。

 

これは外来種で、「要注意外来生物」に指定されているそうなのです。

別に毒があるとかではないのですが、棘が鋭く、ゴム手袋も突き破ってしまうほどで、動物が食することもないのでどんどん繁殖してしまい、他の植物の居場所を奪ってしまうのだとか。

 

駆除する場合は手で触れるのは無理(危険)なので、熱湯をかけてしならせてからゴミばさみなどで挟んで捨てるとよい、ということなのですが・・・・

何だかちょっと可哀そう・・・

 

その絶対的な強さゆえ、迫害されるのもまた「女王」の宿命なのでしょうか・・・

 

強く気高く美しく。

アザミはやっぱり女王様。

 

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